フィジオショックマスターについて

令和 6 年 1 月より当院ではフィジオショックマスターを導入しました。希望された患者さんたちに使用し、概ね高評価をいただいています。
フィジオショックマスターは拡散型圧力波治療器の一種で、圧縮された空気を利用して強い振動を作り出しこれを患部に当てて治療していきます。圧力波は組織に微細な損傷を与え、その後の自然治を促すことで痛みの緩和や組織の回復を助けていくと言われています。

適応疾患

適応疾患としては足底腱膜炎、アキレス腱症、アキレス腱付着部症、膝蓋腱炎、脛骨疲労性骨膜炎、上腕骨内外上顆炎、頚部症候群など筋、腱付着部など軟部組織の痛みに幅広く用いられており、当院でも上腕骨外上顆炎、上腕骨内上顆炎、腱鞘炎、腰痛、肩こり、変形性膝関節症などの患者さんに使用しています。

治療プロセス

一回の治療時間は 2～5分と短く、治療間隔は治療後組織の再生のために 1 週間前後間隔をあけて治療していきます。治療中に痛みを感じることはありますが、徐々に痛みが軽減している印象です。個人差はありますが、治療を繰り返していくことで痛みの緩和が期待できるのではと感じています。

治療を希望される場合は、院長もしくはリハビリスタッフに相談して下さい。