足底腱膜炎

足底腱膜炎とは?
足底腱膜(そくていけんまく)は、足の裏にある厚くて丈夫な繊維組織で、かかとの骨から足指の根元まで広がり、足のアーチをサポートしています。足底腱膜の役割は、足の形を保つだけでなく、歩行やランニング時に衝撃を吸収することです。足底腱膜炎は、足の裏側にある腱膜が炎症を起こす病気です。中高年の人に多いと言われていますが、特に運動を良くする人や長時間の立位仕事をして足をよく使う人に多い印象です。症状としては、足の裏側のかかとの内側前方に痛みがあり、慢性化すると痛みの部位は広がるようです。特徴的なエピソードとしては朝の起床時の一歩目に痛みを感じ、時間経過とともに痛みは軽くなりますが夕方、歩行量が多くなると再び痛みが強くなります。
足底腱膜炎の原因
足底腱膜炎の主な原因は、足底腱膜とかかとの骨の付着部に引っ張る力と歩行や運動時の衝撃が加わることで過大な負荷が生じることで発症すると言われています。長時間の歩行や仕事、運動、体重増加、靴の不適合等が原因として挙げられます。
足底腱膜炎の治療法
治療法としては、足底腱膜、アキレス腱のストレッチ(足趾と足関節を反らす)、衝撃吸収素材入りの中敷きの使用、物理療法、薬物治療を組み合わせて行っていきますが、当院では圧力波治療(ショックマスター)に力を入れています。お困りの方はご相談ください。